2018/04/30
穏やかなお天気となった3連休の最終日。
人の流れもひと段落したので、小池・坂本の不良中年コンビは天狗の頭へ偵察に…
天狗の頭は岳沢小屋の裏に聳える標高2909m、西穂三兄弟の一つです。
あまり登山の対象とはされず、夏になって雪が解けると西穂~奥穂の縦走の際に通過するピークのひとつ程度の認識ですが、岳沢小屋からは手ごろな登山の対象となる山です。
なお、この時期は右手・畳岩からの雪崩(ブロック崩落)が頻繁に起こりますので、頭上には常に注意を払い、雪崩の走路を避けるようルートを取っておく必要があります。
今日も登っている途中で2回ほど、崩落して雪崩が通過していきました。
終始急斜面の雪渓を標高差650m分を登り詰め、天狗のコルに到着です。
ここまで来ると笠ヶ岳が登場し、岐阜県側の展望が広がります。
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今日はここで雷鳥の ツガイにも遭遇。 もう、雷鳥さんも繁殖の 季節なんですね |
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ここからは 垂直の岩場を登ったり |
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雪壁を登ったり で、前穂よりは 難易度が一つあがります |
コルからひと登りで天狗の頭に到着です。
前穂の眺め、
奥穂の岩壁と槍ヶ岳、
西穂高岳と眼下の上高地、それに霞沢岳や焼岳・乗鞍岳など、眺めは抜群です。
帰りはコルから小屋までスキーで10分。
やっぱり雪山にはスキーですね~