2019/06/02
こんにちは。春の終わりを告げるかのように、あれよあれよと融け去る雪たちは僕ら小屋番に北アの急速な季節の移ろいを感じさせます。
特に今日のような高曇りの日は、どこか梅雨の始まりすら思わせますね。
こうも曇天では気分が滅入るので今日は岳沢上部の大滝へ行ってまいりました。
なんなく行けるのですが、見た目以上に遠い気もします。
途中にクレバスが空いてます。適当に左へ迂回しさらに遡行。
最後はそれなりの斜度になりますので、いくならアイゼン、ピッケルを。
なんともジオロジーな迫力。大自然の妙、とでもいえばいいのか。巨大な生物の鱗を思わせるファンタジックな奇勝地です。何しろ威圧感とマイナスイオン(笑)が凄い。
というわけでこの大滝。雪渓のおかげでアプローチが比較的容易なので一見の価値アリです。
以上、肥沼でした。